日本描画テスト・描画療法学会第30回大会

ご挨拶

新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)の感染の再拡大に日本のみならず、世界が翻弄されている中、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
大会までには収束の目途がついて第4~5波の大きな波が襲ってこないことを祈るばかりです。

2020年の開催延期を決めた後、大会運営委員会にて次期の大会について慎重に審議して参りました。他の多くの学術学会大会がオンライン開催を模索しておりますが、描画テスト・描画療法においては、人が人に直接かかわり、そのかかわる人に描画行為を通じて影響を与える営為が専門家(臨床心理士・認定描画療法士)としての独自性である点を重要視して、従来どおりの対面方式の大会を如何に安全に開催するかを検討し、第30回大会を2021年9月25日(土)、26日(日)に佛教大学で開催させていただくこととなりました。初日はワークショップと認定描画療法士資格認定研修会、特別講演を行い、二日目は研究発表・事例検討、総会、シンポジウム、特別コンサートを予定しております。

第30回の記念大会では「臨床イメージの働き」を大会テーマといたしました。イメージをテーマにした大会はこれまでも開催されていますが、「臨床」を強調し、また、その働きに焦点をあてた大会は殆どなかったかと思います。本学会の前身である家族画研究会の編集により「臨床描画研究Ⅰ」が発刊されたのが、1986年9月のことです。心理臨床の実践に根差した臨床描画のイメージには「人のこころを動かす力がある」と捉えて、参加される皆様と共に改めて、本学会の原点とも言うべき「臨床」の意味するところ、そして「臨床イメージの働き」について様々に議論する好機になればと願っております。

特別講演
高橋依子先生(大阪樟蔭女子大学名誉教授、日本描画テスト・描画療法学会会長)
「描画テストと描画療法の架け橋」
司会:近藤日出夫(佛教大学教育学部臨床心理学科教授・大会副会長)
シンポジウム
「臨床イメージの働き」
指定討論者:
藤原勝紀先生
(京都大学名誉教授、(公財)日本臨床心理士資格認定協会専務理事)
話題提供者:
松瀬喜治「投映法にみる臨床イメージの働き」
(佛教大学教育学部臨床心理学科教授、大会会長)
石原 宏先生「箱庭とイメージ(仮)」
(島根大学人間科学部准教授)
真栄城輝明先生「内観からみる臨床イメージ(仮)」
(大和内観研修所所長、上海交通大学医学院客員教授)
司会:荒井真太郎(佛教大学教育学部臨床心理学科准教授)

谷川俊太郎&谷川賢作コンサート「ことば、おと、そしてイメージ」
詩朗読:谷川俊太郎(リモート出演)、ピアノ:谷川賢作、司会:真栄城輝明

以上のように魅力的なプログラムを予定しております。秋の京都は観光シーズンでもあり、会員の皆様や当日参加を希望される方々におかれましては、宿泊は早目にご準備いただく事をお勧めします。
しかし、新型コロナウイルス変異株の感染拡大やワクチンの開発のスピード等の要因が複雑に影響して、先が予測できない状況が続くかと思います。皆様におかれましてもくれぐれもご自愛ください。
安心安全で有意義な大会になりますよう運営委員一同、精一杯準備に努力して、爽秋の美しい京都で多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

令和3年4月吉日
日本描画テスト・描画療法学会第30回大会
大会会長(大会運営委員長) 松瀬 喜治

大会運営委員会
佛教大学教育学部臨床心理学科松瀬研究室気付
〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
E-mail:byoga30@bukkyo-u.ac.jp ※@を半角に置き換えてください。
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